田舎に住んで30年近くになりますが、至る所に虫、虫、虫とにかく田舎は虫が多いです。虫が苦手な方にとっては住みにくい環境かもしれませんね。因みに僕は虫が嫌いです。掴んだりすることは出来ますが好き好んで触ろうとは思えないですねw
我が家の奥さんも虫が大の苦手で虫を見つけると条件反射的に悲鳴をあげます。先日も突然「ぎゃああああぁぁあぁぁあああ」という断末魔が家中に響き渡り、何事かと急いで駆けつけると米袋を指さすので覗いてみると黒いコガネムシのような虫が一匹米袋の中を歩いてました(笑)摘まんで外に逃がしましたが。
こんな感じで田舎では昆虫や害虫が思わね形でサプライズをしてくれますが、はっきり言って笑えないレベルで気持ち悪い害虫が多数存在するので、実際に遭遇した害虫や出現場所、そして有効な駆除方法を今回はまとめてみました。
コンテンツ
ゴキブリ
写真で載せようかと思い画像を探してたら気持ち悪くなったのでイラストにします(笑)
【G】とも呼ばれる害虫。寒い地域以外では比較的どこにでも現れるようですが、我が家の近辺ではモリチャバネゴキブリが非常に多いです。Wikipediaによるとモリチャバネゴキブリは
名前に「森」と付くが、森林だけでなく草地にも多く見られ、それらの地帯の落ち葉、枯れ草の堆積を棲み処とする。またおもな食物はそれらの枯死植物質である。
夜行性。春から秋にかけて活動し、成虫は地上からごく低空をヒラヒラと盛んに飛び回り、付近の灯火に飛来する場合もある。森林の場合、クヌギ等の樹液を吸っている例もみられる。
明治・大正時代にはチャバネゴキブリと混同され、害虫扱いされていたこともある。が、人家ではみられない昆虫である。
Wikipediaより引用
とのことですが、書いてある通りブンブン飛び回って玄関から飛翔して侵入してきます。チャバネゴキブリと混同されるケースが~とありますが実際に僕もチャバネなのかモリチャバネなのか知っておきたかったので、とっ捕まえて画像と見比べながら調べてみた所、モリチャバネだったので一安心です。
害があろうとなかろうとゴキブリはゴキブリなので、見つけ次第駆除しましょう。モリチャバネと思ってたらチャバネだった~とか笑えないですよ。
ゴキブリの駆除方法
個人的にはハエ叩き一択ですが、気持ち悪すぎて叩き潰すのは無理な方もいるでしょう。
そんな方には即効性のあるスプレータイプの駆除剤がおすすめです。凍らせるタイプもあるので、死んだかどうかの確認が怖い方などはそちらを選ぶと良いかも知れません。
家の中に巣を作って繁殖している場合はモリチャバネではなくチャバネですので一刻も早く対策を講じる必要があります。
有害なゴキブリ駆除や対策に関してはこちらのサイトで詳しく紹介されています。
ナメクジ
あぁ…気持ち悪い……ゴキブリより嫌いです
虫ではないですがダントツで嫌いなのでエントリー。
僕とは割と付き合いが長く、実家の時は洗面台や風呂場。今現在は隣の空き地から湧いてきて庭のコンクリートや花壇に毎年大量に張り付いてます。這ったあとがテカテカと光り気持ち悪く、寄生虫を媒介していたり夜行性で夜に活発に動き回り、植物を食い荒らす非常に厄介な生き物です。
ナメクジの駆除方法
一般的な駆除方法として有名なのは塩を掛けての駆除ですね。我が家では見つけ次第まとめて塩で駆除し、市販のナメクジ駆除剤を侵入してくる空き地と我が家の土地の境目に撒いてます。銅を嫌うらしいので今年は境目に銅線を張ってみようかなと思ってますが近寄らないだけで数は減らないので根本的な解決にはならなそうですね。
色々調べてみましたが、やはり活動が活発になる夜にトラップや塩、市販の誘発剤を併用しながら地道に数を減らしていくのが一番効果的なようです。
ゲジ
画像はWikipediaより引用ですが詳細は【カマドウマを捕食するゲジ】だそうです。不気味で気持ち悪いですね。
人間にとって基本的には無害な生物であり、ゴキブリなどの衛生害虫をはじめ様々な小昆虫を捕食する。害虫を捕食する昆虫であるという点では「益虫」である。しかしその異様な外見や、意外なほど速く走り回る姿に嫌悪感を持つ人は多く、餌となる虫を求めて家屋に侵入してくることもある。
寿命は5年程と言われ、田舎に非常に多く生息してます。実際に日中は我が家の外壁の影の部分や鉢植えの下などによく隠れてます。夜になると街灯近くのコンクリートや外壁などにわらわらと張り付いていて結構グロいです。
家の中でも数度発見していますが、我が家の場合の侵入経路は玄関だろうと思ってます。ゲジは日中隙間などの暗い場所に潜むので、玄関の隙間にゲジが潜んでいる時に玄関を開けて侵入されるのだと思います。実際に玄関を開けたと同時に侵入されたことが2度程ありました。
ただ引用にもある通りゲジそのものは益虫なので庭で見かける分にはスルーしてます。しかし益虫とはいえ家の中でゲジが動き回るのは耐え難いので全力で駆除します。
ゲジの駆除方法
やっぱりハエ叩きですね。瞬殺です。
ムカデ用の殺虫スプレーも効果的らしいので、ゴキブリ同様に苦手な方は常備しておきましょう。余りにも頻繁に屋内で見かける場合にはバルサンを炊きまくって徹底的に駆除しましょう。しかし、隙間があれば再びどこからでも侵入してくるので、家中の隙間を塞ぎまくる必要があります。
- ドア
- 換気扇
- 排水溝
- 網戸
などですね。家の周りに散布し侵入を防げるものもあるので、そちらを使って侵入を防ぎつつ隙間も塞いでいくのが理想的かもしれません。
カマドウマ
はい出ましたカマドウマです。見た目がグロテスクで家屋へ浸入することもあるので、嫌う人も多く僕自身もコイツは苦手です。学生時代、友人宅の風呂場に頻繁に出現してましたが、外で見るよりも一段と気持ち悪かった記憶があります。
名前の由来は竈(かまど)等の湿気が多い所によく見られ、飛び跳ねる様が馬(うま)に似ていたことから竈馬と呼ばれたそうです。他には便所コオロギとも呼ばれてますね。
田舎ではカブトムシやクワガタを捕るためにトラップを仕掛けるとよく見かけます。切り株の中等にもよくいるので苦手な方は覗かないようにしましょう(笑)
こちらのサイトでカマドウマについて詳しくまとめられています。
カマドウマの駆除方法
ハエ叩きと言いたいですが、潰したらなにか飛び出そうで嫌ですよね。友人は熱湯で駆除してました(風呂に出現するため)
殺虫スプレーもありですが、1m近く飛ぶので仕留めきれなかったら発狂ものでしょう。汚い生き物ではないので手で掴んで外に投げる、虫取り網で捕まえて外に逃がすというのもありかも知れません。
排水溝や換気扇などから侵入されるケースが多く、あまりにも数が多い場合には業者を呼んで徹底的に対策する必要がありそうです。
カメムシ
こちらも田舎では頻繁に見かけ、茶色のカメムシも多いです。小学生の時にクランク型の渡り廊下を走るとき、柱に手を掛けて素早く曲がって走っていたら掌でカメムシを潰したことがあります。吐きそうになるほど臭かったのを覚えてます。
祖父の家が比較的田舎にあるのですが、客間の床一面にカメムシが大量発生したことがあったそうですwww客間は家の一番奥にあり、来客が無い限り中々入る部屋ではないので発見が遅れたみたいです。掃除機で全て吸い取った後に部屋の押入れを確認したところ、地震の影響で外壁にヒビが入り、隙間からカメムシが侵入していたとのこと。
実家にも春になると頻繁に表れるので、見つける度に刺激しないように逃がしてました。
カメムシは、胸部第三節である後胸の、腹面にある臭腺から悪臭を伴う分泌液を飛散させる。この液にはアルデヒド・エステル・酢酸・炭化水素が含まれ、臭いの主成分はヘキサナールやトランス-2-ヘキセナールである。敵の攻撃など、外部からの刺激を受けると分泌され、捕食者に対しての防御であると考えられている。
群れでいるカメムシの場合、1匹が臭いを発すると、たちまちのうちに周辺一帯のカメムシが逃げ出す現象が見られる。高濃度のカメムシの臭いは、仲間に対しては警報の役割を果たしている。一方で、群れを作るカメムシの場合は、低濃度の臭いを集合フェロモンとして利用することが知られている。
カメムシの分泌液は、彼ら自身にとっても化学的に有害である。このため、カメムシの体表は、飛散させた液が自分の体にしみこまないように厚いセメント層で保護されている。また、瓶の中にカメムシを入れ、つついて臭いを出させたあと、蓋を閉めておくと、死んでしまうことがある
引用にもあるように自分の臭いにも耐えられないようですwww
カメムシは2mm程度の隙間があれば侵入が可能らしく、ゴキブリ同様にサッシの隙間や換気扇、様々な隙間から侵入してきます。洗濯物に張り付いていることなどもあるので、取り込む際には注意したいですね。
カメムシの駆除方法
カメムシは発生場所を特定することが難しく、もっとも有効な解決策は家に侵入させないことです。ですので隙間という隙間を塞ぎ対策をしましょう。
直接の駆除法として効果的なのは、殺虫スプレーや凍結スプレーです。ハエ叩きで仕留めたことがありますが地獄です。やめましょう。虫取りあみで捕まえた事もありますが、失敗すると地獄です。とにかく刺激しないことが重要です。
まとめ
ハエ叩きは常備しましょう。不安な方は殺虫スプレーや凍結スプレーも。
基本的には家の隙間を塞ぐことによって侵入経路を断つことが出来ます。エアコンダクトや配線管など意外な部分が侵入経路となっているケースもあるので、あきらめずに根気よく探しましょう。
それでは!