家の間取り等に気を取られたりといったことが原因で、外構関係は結構見落としがちな方が多く、コンクリートの打設などで失敗すると取り返しが付かない部分もあるので注意しましょう。また、外構と間取りは無関係ではなく、間取りの影響であらかじめ思い描いていた通りにいかないケースも割と多いので慎重に検討しましょう。
僕もやらかしたんですけどね…
間取りの失敗例についてまとめた記事はこちら
一条工務店の【間取り】で失敗した例のまとめ
残土処分で得した話はこちら
【一条工務店】残土処分費用をタダ同然にした話
コンテンツ
カーポートが想像以上に大きかった
夢発電のカーポートはミニバンを2台止めても余裕があるほど大きいサイズです。その為屋根の面積も広いので設置場所によってはリビングに日が入りにくくなってしまう場合があります。
他にも土地の大きさによっては玄関までの通路の確保が難しくなる場合もありますが、雨の日に玄関からカーポートまで濡れずに移動できるといったようなカーポートならではのメリットも考慮して、設置場所を考えていく必要があります。
外構用のコンセントの場所を間違えた!!
僕の場合は間違えたというより指定し忘れです。他のことに頭がいっぱいで外構用コンセントなんて全く頭に無く、設計士さんが提案した図面通りの位置にコンセントが設置されました。
場所は家の正面でそこから下へ伸びて犬走をくぐって芝生の下を通って門柱へと配線が通っているのですが、家を正面からみてコンセントから出た配線が犬走に刺さっているように見えるので鼻毛みたいに見えるのですごくダサいですww(道路からはフェンスで見えにくいのが不幸中の幸い)
外構用コンセントは頻繁に抜き差しするものでは無いので隠れた場所や目立ちにくい場所へ設置した方が良さそうです。
外のコンセントの場所
- 場所が遠く、延長コードが必要
- 水道とコンセントの位置が離れていて高圧洗浄機が使えない
- そもそも付いてない
後から何か付けたり、庭仕事やDIYなど外でもコンセントが必要になる事は結構あるので注意しましょう。
手動スイッチにした為、付け忘れや消し忘れが多い!!
門柱のスイッチやその他の照明は出来るだけ自動化すると良いでしょう。家の中と違って外の電気の消し忘れは気が付きにくいです。他にも玄関付近の照明を常時点灯させることによって、虫が玄関付近に集まりやすくなったりといったデメリットもありますので、玄関付近の照明は人感センサー付きの物をオススメします。
門柱やシンボルツリーなどを関節照明で薄暗い時間帯から数時間点灯させたい場合はタイマー式の照明、そうでない場合は明るさセンサー付きの物をオススメします。
コンクリートが滑る
金ゴテ仕上げされたコンクリートは良く滑ります。雪がうっすら積もると更に滑ります。金ゴテ仕上げというのは表面を平に綺麗に仕上げる工法のことです。
滑り防止の効果がある工法が刷毛引き(はけびき)仕上げと呼ばれるもので、コンクリートが固まる前に刷毛を引いて表面に無数の線を入れます。刷毛引き仕上げは金ゴテに比べて仕上がりに職人の腕による差が出にくいので、安心といえば安心です。
立水栓の位置を間違えた
駐車場から遠いと洗車がしにくく、庭から遠いと芝や花壇への水やりが大変など使用環境によって場所を選びますのでバランスのいい配置にしたいですね。水受けを付けるのか、大き目な石を敷いて直接落とすのか、どのように設置するのかも考えておくと良いでしょう。
ウッドデッキで後悔
付ければ良かった。または後になって欲しくなり、質の悪いウッドデッキを取り付けて後悔する方も珍しくありません。
家の完成後に付ける場合と購入前では保険会社のウッドデッキに対する補償内容が変わってくるので、取り付けるのであれば一条提携の物をお勧めします。
- 虫が湧く(ムカデやゲジ)
- 雑草の処理が大変
- 野良猫が住み着く
- メンテ費用が掛かる
ウッドデッキがあると見た目もお洒落で、様々な用途に使えたりと大変便利ですが、このようなデメリットもある事を考慮したうえで取り付けを検討してみてください。
さいごに
外構は業者選びも勿論重要ですが、家の間取りを考慮して考えていく必要があります。また、外構はこだわればこだわるほどお金が掛かりますが、お金を掛けたからと言って生活が快適になるとは限らないのである程度妥協も必要かと思います。