既にスギナとの闘いに関する記事はいくつか挙げているんですが、序章というか芝生を張ったときの事を書いて無かったなぁと思ったので、書いていこうと思います。
とりあえずスギナ記事置いておきますね。
【地獄草】芝生を植えて約1年が経ち、今年もスギナがやってきた
【難除草】スギナ放置したらとんでもない量になったので新型マシンの購入を検討してみる
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地獄のゴールデンウィーク
ゴールデンウィークは9連休あり、前々からこの連休を利用して芝を張ろう!と計画していました。
まず初めに、芝張りのために行ったことを大まかに書いていきます。
(連休初日)2日掛かりで除草作業(スギナの根っこ取り)&小石拾い
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3日程かけてスコップ(笑)で土をひたすら掘り返してほぐす
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半日掛かりで床土と目土と芝生と川砂とをホームセンターで購入し借りた2tトラックで運搬作業
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残りの半日で土壌改良作業
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前日の続きの作業を丸2日(終わったの19時頃でした)
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(連休最終日)芝張り&目土被せ
といった感じでなんとか連休最終日に間に合いましたが足腰が悲鳴をあげ、腕はパンパン日焼けで真っ黒と人生で一番体を短期間で酷使したかもしれません。
除草作業
とにかく目に見える草を全て根っこまで掘り返して抜きました。土が赤土で固い為、掘る作業が辛いのと引き抜こうとしても根っこがちぎれてしまうので作業がかなり難航しました。小石は草むしりしながら見つけたものを拾うといった感じで行いました。
今思うのはもっと前から除草剤を使ってスギナや雑草を処理しておくべきでした。そのような処置をしていれば今現在のようにスギナに悩まされることも無かったのかなぁと思います。
赤土を耕して混ぜやすい状態に
芝を張る部分の余分な土はあらかじめ知り合いに安く処分してもらっていたのですが、水はけの為もう少し深く土壌改良をすることになり、コスト削減のため元々あった赤土を土壌改良して使うことにしました。
赤土の改良は重労働
赤土は水分が多い為めちゃめちゃ重い。
そして硬い。辛い…
しかし少しでも水はけを良くして芝生が根を伸ばしやすい環境を作らねば…
川砂、堆肥、床土を赤土に混ぜ込む必要があるのでひたすら耕しました。
赤土でも掘り起こして刻むと多少柔らかくはなります。ただし踏み固まりやすいので耕した部分はなるべく踏まないように奥側から作業しました。
この作業のみで3日掛かっていますが柔らかい土であればここまで苦労はしないと思います。
ホームセンターへ
床土、川砂、腐葉土、堆肥、高麗芝、を買いにホームセンターへ(完璧に勾配を付けたい方は水平器も買っておきましょう。200円程度で売ってる気泡で図るもので十分です。)あと水糸も買っておいた方が良いですね。100円程で買えます。
一か所で全て揃えることは出来ましたが、当然自分の車には乗り切らない量なので2tトラックをホームセンターで借りて家へと運びました(3往復)
ホームセンターでの積み込みは従業員さんが手伝ってくれますが、自宅での作業は嫁と4歳児の息子しかいない為単独作業となります。これがかなりキツイですw
今になって思うんですよね。
なぜ業者に依頼をしたりネットで頼まなかったのかと。
お前はアホなのかと。
土関係に関してはある程度先に頼んでおくべきでした。自分の計画性の無さにうんざりします(笑)
土はホームセンターで買うと割高なのでお勧めしません(笑)タウンページ等で土を取り扱っている造園屋や建材屋を探して依頼するのが一番手っ取り早く、楽だと思われます!
土壌改良
水はけを良くする目的
水はけは芝生の存続に関わるほど重要な課題です。今回行った方法は
- 水に馴染みにくい川砂を混ぜることで水はけをよくする
- 水を通しにくい赤土を堆肥と床土を混ぜ込んで柔らかくする
- 庭に勾配(こうばい)をつける
早速買ってきた床土、川砂、堆肥を撒く。
ただ撒くのではなく庭を4ブロックに区切り、各ブロックごとに均等に撒きました。
こうすることで土が満遍なく混ざり土の状態が偏りにくくなるので芝生の成長も均一になりやすいです。
あとは端から順にひたすら混ぜていきます。
混ぜる作業は掘り起こしながら行ったのですが、砕けきれてない赤土を混ぜながらの作業だったのでその日だけでは終わらず、次の日の昼過ぎまで掛かりました。
庭を水平にしてしまうと水が溜まってしまい、芝にとって良くないので勾配をつける作業が必要です。
勾配の付け方
芝生の勾配は2%~3%が目安です。
水平器、水糸、杭を使って正確に勾配を付けるのが本来は望ましいのですが、ある程度水がはければいいかなと思っていたので勾配は割と適当に付けました。(笑)
目安として庭の柵下のブロックに付けた印を排水したい方向からレーキで土を寄せて勾配を調整しました。
綺麗に慣らした後、最後に散水し土を締まらせてこの日の作業は終了です。
最終作業
芝張り
いよいよ芝張りです。
我が家はレンガ造りのように継ぎ目が直線にならないように芝を張りました。
カット済みの芝生は若干大きさが違っていたりするので上の継ぎ目に合わせて中心を取りやすい張り方が一番確実な為です。
芝生同士の隙間は大体指一本を目安に開けました。
根が土に張りやすいように手やスコップの裏で圧を掛けながら張っていきました。
目土
芝生の隙間に目土を均等に入れていきます。
仕上げにほうきを使って慣らしてから散水して終了となりました。
さいごに
自力でもなんとかなる
今回は土壌改良の作業が加わったことと、事前準備が足りなかったことで超ハードなゴールデンウィークとなりましたが、段階を踏んで少しずつ準備をしていけば単独作業でも芝張りは可能です!
注意して欲しいこと
これだけ頑張りましたが
作業全般を中腰で行うので腰がお逝きになられます。マジで気を付けてください。
特に除草作業は徹底的に行うべきなので、今無理に張らずともゆっくり時間を掛けて除草作業と土壌改良を行って芝生に最適な環境を作る事が大切だと思います。