一条工務店のオープンステアは危険?リビング階段を設置することによる8つのデメリット

  • 帰ってきた子供と顔を合わせる事が出来る
  • 解放感があり部屋を広く見せることが出来る
  • インテリアとしての効果があり、お洒落

こんなイメージを持って我が家でも実際に取り入れたリビング階段(オープンステア)ですが、実際に住んで使ってみて様々なデメリットが見えてきたので一つずつ挙げていこうと思います。

間取りに関してまとめた記事はこちら
一条工務店の【間取り】で失敗した例のまとめ

リビング階段のデメリット

埃が隙間から落ちる

我が家ではオープンステアの下にルンバの待機場と犬のケージが設置してあるのですが、ケージの奥に階段の隙間から落ちた埃や髪の毛が溜まりやすく掃除が大変です。階段下に何か設置を考えている場合は掃除のしやすさ等も考慮しておくと良いかも知れません。

子供が隙間から落下?

小さいお子さんが階段の隙間に頭を突っ込んで落下する可能性はありそうですが、階段にゲートを設置すればいいだけの話で、ゲートを設置する点で見ればボックス式の階段でもこれは同じかと思います。

階段が一直線なので危険

個人的には一番これが懸念材料かなぁと思ってます。

一条オプションのオープンステアは仕様上、途中で曲げる事が出来ません。従ってオープンステアを採用した場合、必ず一直線の階段を設置することになります。なぜ階段が一直線だと危険なのかというと、足を踏み外すなどして落下した場合ノンストップで一階まで転がり落ちる危険性があり、途中で止まる場合に比べ身体へのダメージも大きくなるからです。

ボックス式の階段であれば曲がる部分で止まるので身体へのダメージも少ないと考えられます。

特に子供は寝ぼけて行動する子や階段で悪ふざけをするようなケースも考えられるので注意が必要です。幸い息子は落下の経験はありませんが、「階段では遊んじゃいけないよ」「階段は危ないから注意してね」と普段から言い聞かせ、対策をとっています。やはり小さいお子さんがいるご家庭ではゲートの設置が望ましいと思われます。

部屋が温まりにくい?

住宅メーカー関係無しにリビング階段を採用するにあたって、必ず吹き抜けを作る必要があるのですが、吹き抜けがあることによって部屋が温まりにくくなるのでは?といった意見が結構多いです。

しかし一条のような高気密高断熱かつ全館床暖房の住宅では家全体の温度が均一に保たれやすい為さほど問題ではないと思います。

僕は実際に一条工務店の家で2回冬を経験していますが、一階と二階での気温差を感じた事は無く、床暖房運転中に寒いと感じたこともありません。

部屋が温まりにくいといった問題は気密性や断熱性能に乏しい住宅やエアコン等の暖房のみを部分的に利用する場合に起こりうる現象かと思われます。

 常に部屋を綺麗に

リビング階段にすると子供の友達がやってきた際にリビングを通過して自分の部屋へと向かう事になるかと思いますが、やはりリビングが汚いと子供も恥ずかしい思いをしますし、友達を誘いにくくなってしまう可能性もあります。そういった点も踏まえておくと良いかも知れませんね。

音が伝わる

吹き抜けを作る必要がある為、一階の音や話し声が二階にいても結構聞こえてきます。コミュニケーションといった面で捉えればメリットとなりますが、プライバシーの確保は吹き抜けのないボックス式の階段に比べて劣るかも知れません。我が家ではデメリットよりもコミュニケーションの確保の方が大事だと感じた為、リビング階段の設置を決めました。

匂いが伝わる

料理の匂い等ですね。これもよく問題視されています。

我が家の場合何故かわかりませんが、二階で部屋の扉全開で作業している時に嫁がご飯の支度をしていても匂いがしてきたことはありません。

そして階段下にいる愛犬がうんちをしていても匂いに気付かないです。(僕の鼻が悪いだけか?w)

来客と顔を合わせてしまう

旦那さんの友人、奥さんの友人といったように来たお客さんによっては顔を合わせにくい場合もあるかと思います。リビング階段の場合は来客時にトイレに行きにくかったり、身なりに気を付けなければならなかったりと意外と気を遣う場面が増えてきます

これに関してはハッキリ言って盲点というか一切考えていなかった部分でした。しかし我が家の場合は奥まった位置に和室があり、そこを来客時には客間として利用することで解決できました。意図はしていませんでしたが結果的には良かったと思っています。

さいごに

色々とデメリットを紹介していきましたが、簡単に解決出来るものや実際に住んでみると気にならなかったりと、デメリットよりもメリットのほうが今の所は多いかなと感じており、改めてリビング階段にして良かったと思っています。

しかしライフスタイルや住宅メーカーにより事情は変わってきますので、今後のライフスタイルを良く見定めた上で採用の検討をしていくと良いのではないでしょうか。

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